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数や図形の概念を楽しく身につける!5歳までに取り組みたい知育あそび20選

数や図形の知育遊び 子育ての知恵袋

今回は、就学前の子どもに数や図形の概念を身につけてもらうための知育あそびについてご紹介します。
算数・数学は苦手な子どもが多いですが、大人になるとその重要性をひしひしと感じますよね…。
お金の計算や、効率など、算数・数学の考えは生活や人生に直結したものが多いです。
算数嫌いを防ぎ、数学的思考力を育むためにも、幼児期から数や図形に親しむことが大切なんです。

数や図形は私たちの生活のあらゆる場面に存在しています。
だからこそ、日常の中で子どもと一緒に数や図形について楽しく話すことができるんですね。
そして、そのような会話を通して数学の基礎を学ぶことは、子どもの将来の学力に大きな影響を与えると言われています。

実際、幼稚園入園時の算数スキルは、読み書きや社会性、集中力よりも、その後の学習到達度をよく予測するそうです。
ですので、親として家庭でできる数学教育を意識的に取り入れていきたいものですね。

ここでは、子どもの日常に算数を取り入れる5つの方法をご紹介した後、数や図形について学べるおすすめの知育玩具やあそびを20個ピックアップしてお届けします。
ぜひ参考にして、お子さんに合った知育あそびを取り入れてみてくださいね。

日常に算数を取り入れる5つの方法

1. 一緒に料理やお菓子作りをする

レシピを見ながら材料を測ったり、分量を倍にしたり半分にしたりする際に、自然と算数に触れることができます。
子どもはチョコチップなどを数えるのが大好きですよね。「1カップのチョコチップはいくつ入ってるかな?」など声をかけながら、一緒に数を数えてみましょう。

2. 測る、数える、記録する

子どもはストップウォッチが大好き。
秒数を声に出して数えることは、数の概念を理解する良い機会になります。
また、物の長さや距離、高さなどを測ったり、縄跳びや球つきの回数を数えたりするのも効果的。
記録することで、数字に対する意識が高まります。

3. 一緒にものづくりをする

工作では、大小に関わらず測ったり数えたりする場面がたくさん。
段ボールで基地を作るのも、本格的なツリーハウスを建てるのも、算数の力が必要ですね。
ブロックなどを使った遊びでは、数の数え方だけでなく、立体的な思考力も養われます。

4. 食事会やパーティーの計画を立てる

家族の食事であっても、パーティーであっても、皿やナプキン、カトラリーの数を数えたり、人数分の材料を計算したりと、算数に関わる場面がたくさん。
「いくつ必要かな?」と言って子どもに皿やナプキンを配らせたり、買い物に同行させたりしてみましょう。

5. 就寝前の読み聞かせに算数の問題を取り入れる

多くの家庭では、寝る前に絵本の読み聞かせをしていますよね。
そこに算数の問題を1つ加えてみるのはどうでしょう。
例えば、「あなたはリンゴを2切れ、バナナを3切れチョコレートフォンデュに付けました。
全部でいくつのフルーツを付けたでしょう?」といった具合です。

数や図形の概念を育む知育玩具・あそび20選

1. 数字の積み木

1〜10までの数字が書かれた積み木です。
数字を正しい順番に並べたり、積み上げたりして遊びます。

2. 数字パズル

数字の形をしたパズルです。
数字を組み合わせて完成させることで、数字の形への理解が深まります。
100均などでも手に入ります。

3. 数字の絵合わせカード

数字とその数だけイラストが描かれたカードを組み合わせる遊びです。
フラッシュカードなどによく含まれています。

4. 数字ビンゴ

数字が書かれたビンゴカードを使って遊びます。
数字を聞き取る力と、素早く数字を見つける力が養われます。

5. 数の数え方を学ぶ絵本

数の数え方が学べる絵本です。
数字と同じ数だけ動物が描かれているものなど、いろいろあります。
読み聞かせをしながら、一緒に数を数えましょう。

6. モンテッソーリ数棒

1〜10までの数を長さで表した教具です。
数の大小関係や四則演算の基礎を学びます。

7. スピナー付きすごろくゲーム

すごろくの目の代わりにスピナーを回して数を決めるボードゲームです。
数の読み方や数え方が自然と身につきます。

8. 数字の洗濯ばさみ

数字が書かれた洗濯ばさみを、数字の順番に並べていくあそびです。

図形

9. 形合わせパズル

丸や三角、四角など、様々な形のパズルを組み合わせて絵を完成させます。

10. 形はめ遊び

様々な形の穴が開いた板に、その形の積み木をはめ込んでいきます。
牛乳パックで手作りすることもできますよ。

11. ジオボード

釘が打ってある板に輪ゴムをかけて、様々な図形を作るあそびです。

12. 形のパズル(tangram)

七巧板とも呼ばれる中国発祥のパズルです。
7つのピースを組み合わせて様々な形を作ります。
色紙を切ってピースを作ると簡単です。

13. 図形ドミノ

いろいろな形のドミノを並べていくゲームです。
図形への理解を深めると同時に、論理的思考力も養われます。
例えば、小さいドミノから大きいドミノを倒すのは難しいが、大きいドミノで小さいドミノを倒すのは難しくない!などが学べます。

14. 図形つみき

様々な形の積み木を自由に組み合わせて、立体的な構造物を作ります。
いわゆる普通の積み木ですが、実は図形を学ぶのにいい遊びなんです。

15. 図形の描き方を学ぶ本

定規やコンパスの使い方、基本的な図形の描き方が学べる本を一緒に読み、どうやってこの図形ができているかを学びます。

数・図形

16. サイコロ遊び

サイコロの目の数だけ、指定された動作をするあそびです。
サイコロをふり、「あ、3が出た!◯◯ちゃん、3回ジャンプして!」というように遊びます。
数の概念と図形への理解が深まります。

17. 100ます計算

1〜100までの数字が書かれた10×10のマス目を使った計算あそびです。
足し算や引き算の練習、桁の概念などを学ぶことができます。

18. 時計あそび

数字が書かれた時計の文字盤を使って、時間の読み方を学びます。
短針と長針の区別は難しいですが、マスターできていなくても時計に慣れておくことで、小学校で習ったときにスムーズに理解を進めることができるでしょう。

19. カレンダーあそび

カレンダーを使って日付の読み方を学んだり、日数を数えたりするあそびです。
「◯◯ちゃんの誕生日まであと◯日!」「次にばあばが来るまであと◯日!」など、楽しい予定までカウントダウンしてみましょう。

20. お金あそび(お買い物ごっこ)

お買い物ごっこをしながら、お金の数え方や計算の仕方を学びます。
「◯◯くださ~い」「◯円です!」「はい、おつりです」等のやりとりをすることで、お金の種類や大小に気づくことができます。
買い物の方法も学べます。

まとめ

数や図形は算数・数学の基礎となるもの。
早い時期から親しんでおくことで、小学校以降の学習もスムーズに進められるはずです。

大切なのは、「楽しい」「もっとやりたい」と思えること。
子どもの興味や特性に合わせて、長く続けられる方法を見つけていきましょう。

ぜひ、今回ご紹介した知育あそびを参考に、お子さんに合った方法で数や図形への理解を深めてあげてくださいね。