子供を育てていると毎日クタクタで、なにもやる気が起きない日もありますよね。
ママがメインで育児をしている家庭は、仕事をしていても専業主婦でも、家のことや育児をしている以上は休みがありません。
疲れがたまってくると気持ちが落ち込みがちになりませんか?
誰にも辛さを分かってもらえず、孤独を感じることもあるかもしれません。
そこで、この記事では気持ちが落ち込んだときに前向きになれる方法や、つい大変と言い過ぎてしまう我が家の対処法をご紹介します。
育児が辛い!やめたいと思うのはダメなことじゃない
育児の苦労は子供のタイプによって様々ありますよね。
月齢や年齢が上がるとまた新たな悩みが出てくるものです。
我が家でもどんどん悩みが変わっていきました。
- 何をしても泣き止まない
- 寝返りやハイハイで危ないものを触っていないか常に確認
- 昇っちゃいけない場所にいく
- ご飯を食べずにお菓子ばかり食べる
- 「いま」やりたい子供を納得させる言葉選び
- 癇癪を起こした子供との向き合い方
たまに会う親族や友人はその時の一部分しか見えていないため、普段どんなに苦労しているのかが伝わりにくいこともあります。
特に寝不足が続くと良い思考になりにくいですし、疲れがたまりやすくなってしまいますね。
私は何度も「育児つらい!やめたい。」と思っていました。
「そんなことを思ってしまう私は母親失格なのかな?」
「子供を産まないほうが良かったのかな?」
と、自分を責めることも多かったです。
しかし、勇気を出して友人や母に相談してみると、ほぼ100%「同じことを思ったことがある。」と言っていたんです。
育児を「辛い」「やめたい」と思っていたのは、自分だけじゃないことに安心しました。
大事なのは自分を責めずに「そんな日もあるよね。」と自分の感情を認めてあげること。
ママも人間ですから色々な感情の日があって当然ですものね。
育児が大変と言い過ぎないための対処法
悩みを抱えたまま毎日を過ごすと、心に余裕が持てなくなってしまい、子供の成長を楽しむどころではなくなってしまいます。
そんな時は無理をせず、人を頼ったり、自分の時間を優先することが、気分転換になります。
心が疲れてきたら「今やらなくても良いことは後回し」にして、まずは自分をしっかり労わりましょうね。
1.周りの人を頼ろう
私が育児に疲れたときに1番リフレッシュできたのは周りの人を頼ることでした。
子育ての先輩からアドバイスを受けると、それだけで心が楽になることもあります。
「こんなことで頼っていいのかな?」と思ったりもしましたが、勇気を出して話してみると優しく受け入れてくれる方が多かったです。
頼れる人が周りにいる場合は遠慮せずに甘えてしまいましょう。
パパに頼る
育児休暇を取って毎日子供と一緒にいるのがママメインだと、パパには大変さがなかなか伝わらなかったりします。
これはパパが悪いというわけではなく男女の感覚の違いだったり、女性はホルモンバランスの上下に左右されることも多いですよね。
とはいっても、辛いときは言葉にして吐き出すことが一番の解消につながります。
問題の解決にまでならなくても、多少スッキリすることもあるかもしれません。
平日は仕事であまり家にいないパパであれば
- ご飯を作る手間が大変で負担になっている
- 夜眠れていなくて寝不足が辛い
- 赤ちゃんが泣き止まないときにどうしたらいいのか分からない
- 子供と離れて1人になる時間が欲しい
- 少し疲れてしまったので休む時間が欲しい
- 洗い物や洗濯を手伝って欲しい
など、今どういうことに困っているのかということを具体的に伝えるのが大切です。
一緒に考えれば負担を減らす方法も見えてくるかもしれませんよ。
親族に頼る
自分の両親や、旦那さんの両親、兄弟姉妹など、人それぞれ頼みやすい環境は違うと思います。
私の場合は夫の実家が近いため頼るとすれば義理の両親が多いですが、やっぱり多少の気は使うんですよね。
辛い気持ちを吐き出すことはあまりしませんでしたが、用事や仕事を理由に少し預けるだけでもリフレッシュできました。
迎えに行ったときに感謝の気持ちをしっかり伝えるようにしていましたよ。
友達に頼る
同じ年ごろの子がいるママ友を作ると相談できたり、辛いという気持ちを共感できることも多いかもしれません。
私の場合は子供を通じて行った先で色々な出会いがあり、そのご縁からずっと今も毎月のように会っている方がいます。
大人になってから気の合う人に出会えるのは貴重な機会でもありますよね。
愚痴を言い合ったり、お互いの近況を話し合うだけでも気分が軽くなります。
最近はTwitterやFacebookなどのSNSで、子育て中のママと友達になることも増えてきているので、利用してみるのもおすすめです。
専門機関に頼る
パパや友達に言いにくいような悩みや不安を抱えているならプロに相談しましょう。
専門家に相談することで、自分では知らなかった対処法や気づきを知ることができます。
地域の自治体が行っている子育てサークルや支援センターもおすすめです。
スタッフとして常駐している保育士さんや看護師さんに、育児や子どもの発達に関する悩み相談ができますよ。
プロに相談すると身近な人に相談するよりも具体的で専門的なアドバイスがもらえます。
明確な答えをもらえると安心できるので、困ったときは専門家に相談してみると良いでしょう。
2.手を抜こう
毎日あれもこれも全部を完璧にやろうと思っていたら、「できなかった」ときに大きなストレスを感じる原因になります。
そんな時は少し考え方を変えることが必要なので、具体的にご紹介します。
「全部やる」のではなく「最低限」やる
完璧を求めて色々やってしまうと、どうしても時間がかかりますし、できないことにイライラしてしまいます。
ここで重要なのは「メリハリ」です。
必要な最低限のことはしっかりやって、それ以上のことは余裕ができたときにするというくらいの気持ちの方がストレスがたまりにくいです。
自分の中で少しやりすぎかな?と思うくらい手を抜いてもちょうどいいくらいです。
- 食器洗いを減らすために紙皿や割り箸などの使い捨てのものを使う
- ネットスーパーを利用し買い物に行く時間を減らす
- 大がかりな掃除などは家事代行サービスを併用する
- 食事の用意の時間がないときは宅配弁当や冷凍食品を利用する
- 食洗機を買って食器洗いの時間を短縮する
- 乾燥機付き洗濯機やコインランドリーを使って干す時間を短縮する
- ほとんどの洗濯物をハンガーのまま収納できるようにする
- 掃除機をかけたり部屋を片付ける頻度を減らす
例えば気持ちがゆっくりしている日に食材を購入し、冷凍したり、作り置きするだけでも、3日程度は家事の時間を少し減らせます。
掃除機や片付けの頻度を減らすと、そのぶん時間にゆとりができますよね。
自分で取り入れそうなところから少しずつやってみてくださいね。
3.自分の時間を作る
毎日家のことや子供のお世話ばかりやっていると、自分の時間ってなかなか取れないですよね。
自分の時間が取れないことはストレスに直結してしまいます。
一日の中でちょっとでも自分の好きなことができると、それだけでも気分転換になるのでおすすめです。
- 読書する
- スイーツを食べる
- 昼寝する
- 散歩する
- ゲームする
- ドラマを見る
- ハンドメイドを作る
ちょっとした「自分へのごほうび」があるだけで、また頑張ろうという気持ちになれたりしませんか?
どうしてもイライラしてきたり、ストレスが溜まってきたら、その時点で家のことはやめましょう。
少しでも時間を作って、自分を労わることが大切ですよ。
完璧に家事や育児をこなすことがママの役目ではない!
どれだけ完璧に家事や育児をこなしたとしても、疲れてイライラしてしまっては子供の成長に悪影響になるかもしれません。
子供だって毎日イライラしていたり、辛そうにしたりしているママを見るのは悲しいはず。
前に私がイライラしていたとき、娘に「怒らないで」「ママ、ニコッてして」と言われたんです。
3歳の子供にそんなことを言わせてしまった事実にハッとさせられましたし、私はこの子たちと笑って過ごしたいんだ!ということに改めて気付かされました。
それから自分の心に余裕を持つように心がけていると、不思議なことに娘のイヤイヤが減ったり、夫が優しくなったり、家族に笑顔が増えて悩みも減ったのです。
自分の気持ちに余裕を持っていると、上手く回ることが多いと実感した出来事でした。
子供だって家事や育児を100%こなす完璧なママを望んでいるわけではないはずです。
自分のご機嫌を上手く取りながら、毎日楽しく過ごせるような家庭づくりがしたいですね。
育児は寝不足が辛い?大変と言い過ぎないための対処法まとめ
育児は決して一人で完璧にこなす必要はありません。
特に育児中の寝不足は、ママにとって大きな負担になります。
周囲と協力しながら自分自身も大切にすることで、寝不足の辛さを乗り越え育児を楽しめる日々を送りましょう。
一人で抱え込まず、周りの人に頼ったり、工夫したりしながら、乗り越えていきましょう。
「大変」という言葉よりも、笑顔と愛情が溢れる育児生活を送りたいですね^^